渡米前の準備段階から、ホームステイをしながら現地の高校に通い、帰国するまでの情報を載せます。
勉強については、最初は苦労するかもしれません。なにしろ言葉が違いますから。私の経験を話しますと、私が最も苦しんだのはアメリカの歴史です。

授業では先生は黒板を使わずに全て口頭で説明していたので、まず聞いていて分からない。つまりノートがとれない。

それでは本を読んで理解しようと思うと、1ページ読んで理解するのに辞書を使うと約1時間かかる。

おまけに、私の先生は週に3回ニュースペイパークイズ (テスト)なるものをやっていたので、毎日新聞も読まなくてはならなかったのです。 もう一つおまけに、その先生は私が留学生で英語が下手だと言うのは知っていたけれど、成績はそのままつけていた。つまり、普通だったらDだけれど、留学生だから英語が分からないからBにしてあげよう等という事は一切なかったのです。もう大変でした。

これに対して私がどうしたかと言うと、まず新聞については、2,3回そのクイズをうけたら、その先生がどういうトピックを問題に出すかが大体分かったので、問題になりそうな記事をいくつか選んで、ポイント (いわゆる5W1H)をノートに書き出して、文章にまとめていたわけです。幸いな事にそのクイズについては、ノートを持っていて良い事になっていたのです。

次にクラスで取っていたノートについては、一生懸命頑張ってやってみてやはり正確なノートは取れないので、友人から借りていました。最初から人に借りよう等と思ってあきらめてはダメだと思います。私はその友人から借りたノートを写すときに、いつも自分のと見くらべてやっていました。そうすると自分がどういうところで聞き間違えているのか、またどういう単語を知らないのかが分かって役に立ちました。

また教科書を読む事については、最初のうちは泣きたい思いで分からない単語は一語一語辞書で調べていたのですが、それだと膨大な時間がかかる割には内容そのものを良くつかめない事に気づいたので、その後は単語より全体を通して2度3度と読むようにしました。それでも、完全に理解する事はできなかったけれど、以前の方法よりは、はるかに要領良くできたと思います。

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法的にどこまで持っていけるかハッキリと分からないが、頭痛、熱があるというと、多くの場合アスピリンを与えられるので、ピリン系の薬に心配しなければならない人は、準備が必要である。その場合は、あらかじめかかりつけの医者に行き、自分の体に合った薬を出してもらう。

アメリカは医療機関が悪いので、あまり医者にはかかれないし、医療方法も多少異なっている。

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病院の受付で用紙に住所、氏名、年齢、生年月日、身体の症状などを書き込み、受付に持っていきます。受付の方で症状により救急診療室又は、一般診療室へ行くように指示されます。その指示に従ってその場所へ行き、自分の順番が来るまで待ちます。

看護士に名前を呼ばれたら、彼女について行ってください。診療室に入ると看護士から身体の症状についていろいろ質問されます。自分の身体がどんな具合なのか、どんな小さな事でもはっきり言ってください。この時に熱をはかられたり、のどを検査されたりすることがあります。

看護士のインタビューの後に医師が来て診察し、どんな病気であるかを説明してくれます。その時にわからない単語、特に医学用語があった時は、わからないと言うともっと簡単な英語で、時には図まで書いて説明してくれます。又、どのようにしたらよいか、食べて良い物、悪い物などのアドバイスもくれます。

最後に医師が薬の必要があるとみなした人には処方せんを書いてくれるので、それを薬局に持って行って指示された薬を購入します。薬のビンには一日何回何錠というように書いてありますので、それに従って薬を飲んでください。

なお、病院には必ずホストファミリーが一緒に付いて行ってくれるはずですので、病気について心配な事はすべてホストファミリーに相談してください。

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留学に必要な予防接種の全部の記録を記載し、接種した医師のサインがある英文の証明書(Medical Record Immunization)が必要です。

本来、これで書式は整ったことになりますが、時には、米国の留学先の学校が日本政府のオフィシャルな証明を求める場合があります。米国でも、学校によって日本の医療制度に対する認識が必ずしも統一されていないからです。渡米してからトラブルに会った例も少なくないので、なるべく日本政府の証明をとっておいた方がよいでしょう。

予防接種に関する日本政府の証明は市町村長、又は保健所長のサインがこれを代行することになります。母子手帳の記録、接種を受けた医療機関の証明などを市町村又は保健所へ持参して証明してもらうとよいでしょう。しかし、住所をたびたび変更したり、母子手帳などの記録が散逸したり、予防接種をした医師が該当する保健所に現在勤務していない時は、市町村の窓口で証明を受けられない場合もあります。

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Author:パピオン
大学生のときから、私の心をひきつけて夢中にさせているものがあります。それは英語です。大学卒業後、英語を武器にして色々な職業につきました。日米高校生交換留学事業の東京事務所長、地方自治体の生涯学習英会話講座講師、ネイティヴを中心に運営されている英語教育学会の副会長などです。
著書:
はじめよう!生きがいとしての英語(春風社刊)
編集書:
米国授業体験教材

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