新参者が体験する諸問題は実に現実的であるということを指摘してよいと思います。
温暖な気候の国から熱帯へやって来た人は、しばしば非常な不安に悩まされます。変った食べ物がろうばいさせることもあります。例えば、リオでは水と体力の不足が現実的な問題となります。
これらの物理的困難が、意志の疎通の仕方がわからないことや、風変わりな習慣によって表わされる不確かさから引き起ってくる困難さに加わる時、その結果として生じる要求不満や不安は理解しうるものです。
しかしながら、時がたつにつれて、環境に適応するようになり、水や食べ物や他の日常生活の細かい点における基本的なことができるようになるのです。
環境はすぐ変わるものではありません。変えうるのは、それに対する人間の態度なのです。もはや、環境が自分を困らせるようなことがなくなれば、滞在している国の人々やその生活習慣に自分の居心地の悪さを帰することもなくなるでしょう。そして、新しい生活環境の中でやっていけるようになるわけです。
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